2007年03月15日

ロケットガール#4カウントダウン

うーん、原作信者のオイラにはかなり残念な出来かも。

この話って森田ゆかりが体重軽い小娘ってだけの、
単なる見栄えのするサル的な宇宙飛行士ではなく
筋の通った論理展開力強い信念
積極的な行動力
……といった
ライトスタッフを備えてる事を示しつつ、
その筋の通った論理を覆すオーバーテクノロジー
「素子燃料(テキトー呼称)」のスーパーっぷりを描く、
ある意味この作品の根幹となる部分なのになぁ。

あれじゃ森田ゆかりはただの猪突猛進わがままバカ娘で、
素子の燃料がすごいんじゃなくてSSAが大雑把、としか
見えないじゃないか。
しかもここでポコッと出てきた新燃料の傾斜機能性の話
すんごいサラッと流されてるし。
折角アニメなんだから図解の一つも入れて、素子に
説明オバおねーさんさせればいいのに。


ソロモン宇宙協会(ロケットガール公式サイト)

ロケットガール - Wikipedia



原作はめちゃめちゃ好きな作品。
オイラの大好きな「ミニマムロケットモノ」の中でも
娯楽作品としての理想形に近い物だと思ってる。

基本設定からクライマックスの描写に至るまで、
全てが「宇宙への熱い想い」と「冷たい方程式」の
ガチバトルを中心に組み立てられていて、
変に読者に媚びた要素は実はほとんど無い。
特に好きなのは2巻の「足し算」や3巻の「式汚し」辺り。
理系人間の端くれとして読んでて楽しいし、
提示される前に、自力で(作者の誘導頼りだけどね)
解法を導き出した時の快感はたまらない。
(とゆー事でオイラのひいきのキャラは三浦茜)

いえば「マツリ&タリホ族とその呪術」周りが異分子だが、
その辺は「当人達の思い込み」と切って捨てても
話は破綻しないし。


……で、その作品が映像化されるってんで
期待して視て来た第4話。
前の#3まではしょせんキャラ紹介と導入だったんで、
原作読者にゃどーでもいい、と半ば流してたけど
前話の最後で主役二人の視線が宇宙を向いて、
この話から本題に入り、じゃあ視てるこっちも、と
マジモードに移行した途端、ほとんど全シーン気に入らん orz
いちいち見せ方間違ってるんだよなぁ。

例えば「クリーンルームに水着で特攻」して止められて
那須田を通して正規に見学を認められるシーンなんかは
「あたしには見る権利があるはずよ」とゆー正当な主張により
「女子高生だからとバカにしちゃいかん」と認識改められて
「実験動物」から「宇宙飛行士」に格上げされるシーンなのに
「とにかく見せろ」と暴れる部分の尺を長く取ったせいで、
「正当な主張」の印象がすっかり薄くなっている。

オービター見学時の向井の「モアはグッドの敵」講釈は
何故か「マッドな演説」に仕立てちゃうし。
この講釈はその後のゆかりの行動方針と論説の基盤であって
ゆかりに対しても視聴者に対しても説得力が必要なんで、
オタな講釈になるのはともかくマッドにしちゃダメだろう。
そもそも「保守的な話」をマッドに語る意味が分からん。

その後の「素子の実験失敗」にしても「会議乱入」にしても、
話の上で重要な部分に正しくフォーカス合ってる事が
ほとんどない。
ぶっちゃけ原作ほとんど理解してないんじゃなかろうか。

そんな訳で少なくとも#4に関する限りかなりガッカリ(;´Д`)
軌道修正して欲しいとこだけど、話の根幹を成すこの回が
この出来である以上、あんまり期待は出来ないなぁ…… orz





posted by ABS at 03:49| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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